初めてのファミリーキャンプといった初心者の方は、いったいどんなテントを選べばいいんだろうって悩んでしまうことってあると思うのです。

今回はそんなテント選びをどうしょうかといった方のために、テント購入時の注意点や上手な選び方を紹介していきます。
Contents
初心者であればまずはテントのタイプを知っておこう

初心者の方がテントを購入する際にまず悩むのは、どんなタイプのテントがあるのか?ということではないでしょうか。


テントのタイプは大きく分けてドーム型、2ルーム型、ティピーと3つのタイプに分けられます。
それでは各タイプの特徴を紹介していきます!
ドーム型テント
ポールを2本クロスさせて持ち上げて出来る簡単な仕組みなので、設営時間も慣れてくれば10分くらいで立てられます。

2ルーム型テント
ドーム型を大きくし、タープとテントを一体化したようなものが2ルーム型と呼ばれるテントです。


難点としてはテントが大きいために設営時間や撤収などに時間がかかってしまうことや、一人での設営は少し大変というところです。

ティピー型テント
ティピーとはインディアンテントとも呼ばれる円錐形のテントのことで、おしゃれな外観で最近は野外フェスなどでもよく見かけますね!
ワンポールで単純な構造なのですが、テントが自立しないため初心者の方では設営はなかなか難しいかもしれません。


組み立ての練習をしてからキャンプに行けるという方であればティピー型を選ぶというのもいいかもしれませんね。
初心者の方がテントを選ぶ時のポイントは3点


さらにここからは最適なテントを選ぶためのポイントをお伝えします。
失敗しないテント選びのためにもぜひ参考にしてくださいね。
そのポイントととして抑えておきたいことは次の3点、「メーカーと値段」「機能性」「居住性・広さ」です。
メーカーと値段
まずテントをメーカーで選ぶ際に 「ハイスペックメーカー」と「ベーシックメーカー」の2つにわかれていることを知っていてください。

ハイスペックメーカーは本格的な登山者や環境の過酷な場所などでの使用を想定して作られているものもあり、プロの登山家の人達の愛用しているメーカーのことです。
ベーシックメーカーはキャンプ場での定番ブランドといったところです。
ハイスペックは値段も高めで同じような形状でも値段が全然違うということもあります。
初めてキャンプをされる方やファミリーでのキャンプであれば特にハイスペックである必要もないのでしょう。

ただ逆に安さだけで選んでしまうと、強風や雨などの悪天候の場面で対応できないものなどが多いということも知っておいてください。

「ハイスペックメーカー」と「ベーシックメーカー」の代表的なものは以下のメーカーです。
【ハイスペックメーカー】
- スノーピーク(Snow Peak)
- モンベル(mont-bell)
- アライテント(RIPEN)
- ダンロップ(Dunlop)
- 小川キャンパル(Ogawa-Campal)
- MSR(Mountain Safety Research)
【ベーシックメーカー】
- コールマン(Coleman)
- ロゴス(Logos)
- ドッペルギャンガー(Doppelganger)
- ケシュア(Quechua)
機能性
機能性とは通気性や耐水性といったことです。

上記でも書いた2〜3万円のテントなら最低限のスペックがあるので基本大丈夫なのですが、これも使用する場面や状況によって選んでください。
夏の暑いシーズンであれば通気性に優れたもの。
梅雨など雨に濡れることを意識して検討するのであれば、耐水性の高いものを選ぶといいでしょう。
耐水圧とは簡単に言うと浸水に対する性能のことで、スペック表に耐水圧の項目があります。

耐水性の目安としては、耐水圧1500mmあれば充分、これであれば豪雨にあったとしてもテントの中は無事です。
さらに心配な方は耐水圧2000mm以上のものを選ぶと安心でしょう。
居住性
キャンプをより快適に過ごせるかどうかは居住性(広さ)も関係します。
家族構成など使用する人数に合わせたテント選びをしましょう。


というのが初心者の方であれば気になるところですよね。
テントのスペックを見ればもちろん収容人数が書かれているのですが、それが大人なのか子供なのかでも居住性は変わってきます。
大体の目安として300cm×300cmほどの底面積であれば、大人2人と子供2人、それと荷物も入れてもゆとりがある広さです。
サイズが大きくなればそれだけテントの重量も重くってしまうのですが、車を横付けできるオートキャンプなどであればそれほど気になることでもありません。
参考までにテントのサイズと人数の目安を書いておきますね。 今回はテント選びのポイントを紹介しました。 初心者の方でファミリーキャンプに行くのであれば、どこで、どのくらいの期間キャンプをするのかということも想像しながら、設営のしやすいもの、大きさ、機能にポイントを置いて選ぶのが後悔しないテント選びののコツです。 もしまだどんなテントにしようか迷っていたとしても大丈夫! 最近のキャンプ場ではテントのレンタルもありますので、まずはテントを借りてみるというのもいいでしょう。 他の家族がどんなスタイルで楽しんでいるのかなども参考にしみるのもいいかもしれません。 そして自分達のスタイルがわかってきた時にテントを購入でもいいのです。 今回の記事が、ファミリーキャンプを考えておられるお父さんのお役にたてれば幸いです! 最期まで読んでいただきありがとうございました。 【こちらの記事も人気です】
まとめ