

そういえばレシピ本などでよく見るね‥‥‥ほんで粗熱って何??

今回はお菓子作りの中でも、スポンジケーキの粗熱の冷まし方についてです。
粗熱を取るにはどれくらいかかるのか?または冷ますコツなども合わせて紹介します!
Contents
なぜ粗熱を取るのか?


粗熱とは?
粗熱というのは、食材を加熱した直後に食材が含んでいる熱を指す言葉です。



なぜ粗熱を取るの?

あなたは、お菓子作りでよく膨らんで生地が焼けた!‥‥と思ったらいきなりへこんでつぶれてしまったという経験がありませんか?


- 生地が崩れないように
- 生地の湿気を逃がす(ほかの食材と合わせると湿気が移ることがある)
- 生地を馴染ませる(しっとりし食感がよくなる)
- 冷蔵庫の庫内温度を上げないため
※4に関しては冷蔵庫に入れる場合ということです。

粗熱を取る時のコツは?




粗熱の取り方

①落として蒸気を逃す
まず焼き上がった生地をオーブンから出してすぐに、20cmくらいの高さから型ごと台に落とします。

焼き上がった直後のスポンジケーキというのは、内部がとても柔らかくつぶれやすいのです。


②型から外し、逆さまにする
今度はケーキを型から外し、逆さまにした状態で、ケーキクーラーや、または脚のついた金網(揚げ物用やグリル用など)の上などで冷まします。




それは以下のようなことが起こるからです。
- オーブンの中で加熱されることで、スポンジケーキの生地内部にある気泡が膨張する。
- 膨張した気泡により、上部に向かって生地が膨らむ。(型に入っているスポンジケーキは上部にしか逃げ場がないので)
- 上部のほうに集まった膨らんだ気泡の重みで、底の方の気泡はつぶれやすい状態になる。
- 生地を逆さまにすることで、底の気泡がつぶれにくくなり、スポンジケーキ全体のキメが整う。(結果、キメが整うことで、表面がへこむのを防ぐこともできる)
③生地の上に紙をのせる


これは、生地をできるだけ乾燥させないようにするためです。
型紙や敷き紙が生地にくっついている場合はそのままの状態でOKです。
④粗熱が取れたら、全体をラップで包む

生地の表面や底を触って温かさを感じなければ大丈夫です。
粗熱が取れていれば、生地全体をラップで包みます



⑤半日から一日ほどそのまま寝す


また生地の中の水分量が均一になるので、スライスなど加工もしやすくなります。

※味や風味の劣化を防ぐためです。
粗熱を取る際に注意すること



冷蔵庫は乾燥しやすしので、パサパサになってしまったり、冷蔵庫にある他の物の匂いが移ったりすることもあるのです。
また扇風機で直接風を当てて冷ますと、生地のなかにある水分が飛びやすくなってしまいます。
冷蔵庫で冷やす場合は?

冷蔵庫で冷やす場合は、できるだけ空気に触れないようビニール袋やラップなどで包んでくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はスポンジケーキの粗熱の冷まし方について、コツなども合わせて紹介しました!




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この記事が美味しいお菓子作りの参考に有れば幸いです。
皆さんは粗熱って聞いたことがありますか?