秋の気配を感じる頃になると、ハロウィンの話題がでてきますよね。



そらあれや、やっぱりハロウィンは収穫祭ゆうことやし、かぼちゃがようさん採れたんやろ・・・
ほんで、くり抜いて飾りでも作ったろか思てたら、いつの間にかお化けになっとったんちゃう?




ということで今回は、「ハロウィっていつから始まったの? 起源やジャック・オー・ランタンの由来」について、富子ばあちゃんが教えてくれます!
Contents
ハロウィンの始まり(起源)は?


古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源といわれています。

死者の魂が家族に会いに来るんやって・・・
ほんでやな、その時にやな、来んでもええのに、
一緒に悪い霊も来てまうんやそうやで・・・


しかし、ケルト人のこの風習は排除されることなく、キリスト教に取り入れられたということです。
ハロウィンと呼ばれるようになったのはなぜ?


キリスト教では、全ての聖人と殉教者を記念する祝日が11月1日で、この日を諸聖者の日、「All Hallow’s Day」といいます。
そして、その前夜の10月31 日は諸聖者の日の前夜ということで「All Hallow’s Even」と呼ばれているのです。
それが、
はろうずいぶ → はぁろぅずぅぶ → はぁろぅずぅいん → はろずぃん → ハロウィン!!

ハロウィンが民間行事になったのはいつからなの?

現在、ハロウィンが大々的に行われているのは主に英語圏なのです。
アイルランドやスコットランド人がアメリカに移住するようになり、それと一緒にハロウィン文化もアメリカに持ち込まれるようになりました。
やがて宗教的色彩が薄くなり、現在のような民間行事化していったということです。


ハロウィンのかぼちゃ、ジャック・オー・ランタンとは?





ケルト人は元々カボチャではなくカブを使って魔除けにしていたそうです。
ですがアメリカに伝わったと時、(アメリカでカブはあまり馴染みがない)たくさん収穫できるかぼちゃを使い、それが定着したのだということです。

ジャック・オー・ランタンの由来とは?




アイルランドに乱暴者で酒好きの「ジャック」という男がいたんよ。
ほんでハロウィンの時、悪魔はジャックの魂を奪おうとするのやけど、ジャックは悪魔を上手に騙して
「あんたの魂は絶対に取りません!」
という約束をさせるのです。
その後、ジャックも年老いて死んでしまい、天国へ行こうとします。
そやけど、ジャックは生きてたとき、ヤンチャばっかりしてたからか、
「天国へはいけまへん!」
っていわれてしまうのです。
「仕方ない、ほな地獄でも行こかな」
と歩いていくと、地獄の入り口に番人が立っとったんやけど、なんとそいつは昔騙した悪魔やってん。
ほんで悪魔はこう言いおったんよ、
「お前の魂は絶対に取らへんって約束したん覚えとるか?」
そうゆうて、なんとジャックを地獄へも入れてくれへんのです。
「天国もあかん、ほんで地獄へも行けへんなんて・・・ん!?ほならなんでわし、亡くなったんやろか??」(ほんまやね・・・)
とジャックが途方にくれてたら、悪魔がこう言いおった、
「元いた場所へ戻ればええんとちゃう?」
むちゃ言うな、とジャックは思いつつ、トボトボと歩き始めます。
そやけど、その道はめっちゃ暗いし、歩きづらいわで、ほんまに難儀な道やったんよ。
あまりにたまらんからゆうて、ジャックは悪魔に、
「せめて灯りくらい、持たせてくれてもええんとちゃの?」
とせがみました。
そしたら、以外にもすんなり、
「しゃーないな、灯りだけやで」
とゆうて悪魔が地獄の火種を分けてくれたのです。
灯りを分けてもらったジャックは、近くになぜか?カブがあったので、それをくりぬいてランタンを作りました。
そして永遠にこの世とあの世を
「文句をブツブツいいながら」
さまよい歩くようになったということです。


まとめ
いかがでしたか?
今回はハロウィっていつから始まったの? 起源やジャック・オー・ランタンの由来を、富子ばあちゃんと、一緒にちょっとおもしろおかしくお伝えしてきました。


ハロウィンの元々の始まりは収穫祭や悪魔祓いの儀式だったということでしたね。

ハロウィンのシンボルとしてよく目にするかぼちゃのランタンも「酒好きでヤンチャものの」、ジャックの話が由来になっていたということです。
今年のハロウィンは、お子さんや、友人たちなどにハロウィンの始まりや、ジャック・オー・ランタンの由来などを教えてあげてみてはいかがですか?
それでは素敵なハロウィンをお過ごしください。
今回も最期まで読んでいただきありがとうございました。