ハロウィンはいつから日本に定着したの?理由や経緯をわかりやすく解説!

うめこ
秋から冬に変わる頃のイベントと言えば、ハロウィンですよね。

 

こうたろう
10月になれば、街はハロウィン一色やもんね。

 

店頭ではハロウィンにちなんだ商品が並ぶほか、期間限定のお菓子のパッケージがあったり、そして仮装をしてのハロウィンイベントも、すっかりお馴染みとなりましたね。

子ども達が、思い思いの仮装をし、お菓子を楽しみに家々を回ることでも知られていますよね。

ですが、今でこそ日本に定着したハロウィンですが、20年ほど前は「ハロウィン」といわれても「何それ?」といった感じで、誰でも知っているというものではありませんでした。

 

風太
ほな、いったいいつから、どんなきっかけで、ハロウィンがこんなにも日本で定着してきたん?

 

今回は、ハロウィンはいつから日本に定着したのか?理由や経緯を解説していきたいと思います。

どのようにして日本にハロウィンが定着したの?

近年益々盛り上がりを見せるハロウィンですが、日本における「ハロウィン」の市場規模は1,240億円にものぼると推計されていています。

 

うめこ
「クリスマス」に次ぐ位置づけを、「ハロウィン」「バレンタインデー」とで競っているといった状況なんやって。

日本初のハロウィンイベントとは?

こうたろう
日本で初めてハロウィンイベントを行ったと言われているのが、キディランドの原宿店です。

 

ハロウィン商品の販売促進のために、行ったパレードだったということです。

 

うめこ
原宿表参道に仮装して集まろうと呼びかけにより、約100名の参加者が仮装をして表参道の歩行者天国を練り歩いたということなんよ。

 

キディランドが主催で、1983年10月のハロウィン直前の日曜日に行われたのが、原宿表参道の「ハローハロウィーンパンプキンパレード」です。

 

ですが、当時の参加者は外国の方が多かったそうです。

 

こうたろう
その当時、まだ日本では「ハロウィンって何?」って感じの人ばかりやったから、大注目を集めたんやって。

 

それから毎年開催されるようになり、徐々に参加者が増えていきました。

 

うめこ
ちなみに、このキデイランドはバレンタインデーも日本に根付かせようと尽力していたといわれてるんやって。

SNSの拡散で一気に加速した渋谷のハロウィン

風太
ハロウィンと言えば渋谷のスクランブル交差点も有名やね。
2010年〜2011年くらいから渋谷でのハロウィンが本格的になったと言われています。

 

スクランブル交差点での盛り上がりに様子を、参加者がSNSで拡散、ニュースでも頻繁に取り上げられて、一気に広まったということです。

 

 

こうたろう
特に主催者のいるようなイベントがあった訳ではないんやけど、何となく仮装する人達が集まるようになったようです。

 

うめこ
10代から20代の若者が中心で、参加者は今やなんと100万人超えなんやって。

 

こうたろう
ハロウィンは本来子供のイベントなんやけど、日本では大人が盛り上がるっていうイメージがあるよね・・・
風太
もはや日本独自のハロウィン文化になっちゃってるよね!

 

でもこの渋谷ハロウィンですが、近年、ゴミを道に捨てたり、物を壊す、そして酔っ払って喧嘩をするなどといった問題も起きています。

 

風太
やっぱり、みんなが楽しめて、また来年も参加したいって思えるイベントがええよね。

仮装がメジャーになったのは2つのパレードから!?

こんなにも日本で仮装が定着したのは、原宿と実はもうひとつのパレードがきっかけだったといわれているんです。

 

こうたろう
そのもうひとつのパレードというのが、神奈川県川崎市で開催したカワサキ・ハロウィン・パレード」だったということです。

 

ドイツで毎年行われていた「ラブパレード」からヒントを得て、1997年、「株式会社チッタ エンタテイメント」が企画・制作、パレードという形を取り入れたのだそうです。

 

うめこ
町おこし的イベントの要素が強かったようやね。

 

こうたろう
ほんでも参加者や観客数も年々増加し、なんと2005年からは定員制となるほどで、今や10万人規模のイベントとも言われてるんよ、すごいねー。

 

この「カワサキ・ハロウィン・パレード」ですが、現在、日本でいちばん大規模なハロウィンパレードということです。

 

カワサキ・ハロウィン・パレード


ハロウィンの認知度が上がったのは「ディズニー・ハッピー・ハロウィン」!?

日本でハロウィンの認知度が爆発的に上がったのは、1997年の東京ディズニーランドでのスペシャルイベントディズニー・ハッピーハロウィーン」の開催によるものだともいわれています

 

こうたろう
ディズニーは影響力が強いということもあって、このハロウィンイベントをきっかけに、ハロウィンが秋のイベントとして定着していったということです。

 

当時は1日だけのイベントだったようですが、これをきっかけに東京ディズニーランドにおけるハロウィンイベントの規模が年々拡大しました。

 

  • 1999年・・・400名のゲストがディズニーキャラクターと共にパレードルートを練り歩く「ハッピーハロウィーン・トワイライト・パレード」
  • 2000年・・・10月1日~10月31日までの期間でハロウィンパレードが開催されました。

 

うめこ
現在では、9月上旬から10月31日まで行われることが多く、ディズニーランドの大きなイベントのひとつになってるよね。

 

こうたろう
あとディズニーランドも、「全身仮装日」という大人でもディズニーの仮装をしていいですよというイベントを実施、そうしたことも仮装が定着した理由のひとつかもしれへんね。

ディズニーシーはハロウィンを行っていなかった?

しかし、ディズニーランドではハロウィンイベントを盛大に行っているのに、ディズニーシーは2001年の開園以来、ハロウィンを行っていなかった。

 

補足
ただ2008年にディズニーシーの中にあるアメリカエリア(アメリカンウオーターフロント)限定ということで、ハロウィンの飾り付けはおこなわれたそうです。

もともとハロウィンはヨーロッパの非キリスト教系の死者の祭り、収穫祭なので、現在の仮装などを伴うものはアメリカ由来ということです。

 

こうたろう
ディズニーランドはアメリカでディズニーシーはヨーロッパやったからということなんかな?

 

うめこ
でもそれは2008年だけ、2009年からは「ディズニーシーのハロウィン」が開催され、大人気となったんよ。

日本にハロウィンを定着させたもうひとつのテーマパーク

こんなにも日本でハロウィンが定着したのは、ディズニーランドと、実はもうひとつのテーマパークでのイベントがきっかけになったといわれているんです。

 

うめこ
ん!?なんやこのセリフ、仮装が定着した理由の時にも聞いたような?

 

ディズニーランドと並び、日本で広く知られるようになったもうひとつのきっけが、2002年にUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)がハロウィンイベントを開催したからだといわれています。

 

こうたろう
「ディズニーランド」「USJ」、この日本二大テーマパークが開催したことで、それまで「ハロウィン」というものを知らなかった人たちが、興味を持つようになったんやね。

 

ここからその人気の加速とともに企業のハロウィン商戦も始まったとも言われています。

日本でハロウィンが流行したその他の理由とは?

 

うめこ
その他にも、日本でハロウィンがひろまったキッカケはいろいろあるようです。

 

  • SNSの普及で、「SNS映え」のイベントとして広く拡散したことや、子ども英語教室でハロウィンパーティをした。
  • バラエティショップ等で仮装用品の販売が始まった。
  • 2000年代後半には、菓子メーカーがハロウィンに着目、ハロウィン商品を毎年販売するようになった。

ハロウィン豆知識

風太
最後に、いまさら聞けないハロウィンの豆知識を紹介しますね。

どうして仮装するの?

風太
なんやわからんけど、「ハロウィンはみんなが仮装するもんやから仮装している」・・・という人も多いんとちゃうかな

 

こうたろう
ドキッ!!・・・

 

ハロウィンには先祖の霊と一緒に悪霊もやってきて、人間たちにいたずらをすると言われています。

なので、モンスターや魔女といった怪物や怖いものに仮装し、悪霊を怖がらせて追い払うのが習わしになっています。

 

トリック・オア・トリートとは?

ハロウィンといえば、子どもたちが街を練り歩き、「トリック・オア・トリート」と玄関先で声をかけてお菓子をねだる風景が有名ですよね。

 

こうたろう
それやったら僕も知ってるでー!

 

「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)

 

風太
ほな、「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちはどう答えるのか知ってる!

 

こうたろう
・・・・・・

 

「ハッピーハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのがルールになっています。

 

うめこ
実は、このトリックオアトリートはソウリング(souling)と呼ばれるヨーロッパの習慣から発展した物やって言われてるんよ。

 

補足

キリスト教では、10月31日から11月2日までの3日間を「万聖節の時期」と呼び、亡くなった敬虔なキリスト教信者たちを弔っていました。

そしてどの家庭でもこの時期に、ソウルケーキ(干しぶどう入りの十字が模られたパン)と呼ばれるパンや果物を作り、魂が苦しみから解き放たれることを願いながら皆で食べたということです。

同時にこの時期に僧侶のような人が家々を回って賛美歌を歌ったり、祈りを捧げていました。

そして代わりに僧侶にこのソウルケーキっを与えていたということです。

 

風太
この、家を回りながらケーキを貰うというのは、確かに家々を回りお菓子をもらうトリック・オア・トリートに似てるよね。

 

そして、後に移民とともにこの風習がアメリカに渡り、ハロウィンとともに一般にも広まり、今のようなお菓子スタイルになったということです。

まとめ

いかがでしたか?

今回はハロウィンはいつから日本に定着したのか?理由や経緯を解説してきました。

まとめると

  1. 1983年・・・「ハローハロウィーンパンプキンパレード」・日本で初めてのハロウィンイベントがキディランドが主催で原宿表参道にて開催。
  2. 1997年・・・「ディズニー・ハッピーハロウィーン」・東京ディズニーランドでのスペシャルイベントの開催で一気に認知度が高まる
  3. 1997年・・・カワサキ・ハロウィン・パレード」神奈川県川崎市で開催
  4. 2002年・・・USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)がハロウィンイベントを開催
  5. 2009年・・・「ディズニーシーのハロウィン」が開催
  6. 2010年〜2011年・・・「渋谷スクランブル交差点」でのハロウィンが盛り上がる
  7. その後菓子メーカーがハロウィンに着目、ハロウィン商品を毎年販売するようになった。

 

うめこ
日本でハロウィンが定着したのは、こうしたイベントに関わる企業や運営に関わる人達の創意工夫があったからかもしれへんね。

 

子どもから大人までが楽しめる日本のハロウィン、今年も素敵なハロウィンをお過ごしください。

今回も最期まで読んでいただきありがとうございました。

ハロウィンはいつからいつまで?日本での仮装や飾り付けはいつするの?

2020年9月8日