
久しぶりに押し入れから布団を出したら、布団がカビ臭かったり、黒カビが点々と広がっていた・・・

でも実は私も以前やっちゃって大変でした・・・

もし布団にカビがはえてしまったら・・・
そんなとき、どのような対応をすればいいのでしょうか?

今回は、「家庭で出来る布団のカビの取り方とは?」ということで、 重曹とエタノールを使ったカビ消毒の方法を紹介します。
Contents
布団のカビって家庭(自分)でも取れるの?


布団のカビを家庭で取る方法として、重曹とエタノールをスプレーしてカビを殺菌する方法があります。

重曹液の作り方ですが、重曹液は、スプレー容器の中に、水(300ml)と重曹(大さじ2杯)を入れ、よく混ぜ、溶かして完成です。

エタノール水は、消毒用エタノールが(80%)、水は(20%)になるように入れ、混ぜたら完成です。
濃度が高いものを使うので、消毒用エタノールと水が8:2になるようにしてください。

エタノール水は市販のものもあるのですが、濃度が変えられることなどを考えると、手作りのほうがいいでしょう。
重曹とエタノールを使った消毒の手順

重曹は、カビの栄養源を除去してくれる働きがあります。
重曹はアルカリ性なのでシミ取をとる効果があるのですが、水に限りなく近い弱アルカリ性のため、身体に害はありませんが、カビのシミに対しては効果を得ることはできません。
始めに、布団のカビが発生している部分に重曹スプレーを吹きかけて、3分ほど置きます。
そしてカビの部分を歯ブラシで優しくこすります。


そして、清潔なタオルやキッチンペーパーなどで、水分を取り、さらにカビをつまみ取るように拭き取ります。
拭き終わったら、今度は消毒用エタノールをカビにかけて5分置きます。

5分置いたら、叩くように拭き取り、最後に水でよく拭きあげます。
これで、カビの消毒は完了です。

黒いカビは取れないものであるということを理解しておいてくださいね。
自宅でのカビ対策は応急処置と考える

先程説明したように、カビが生えた布団を家庭で消毒する際には、表面を重曹で拭き取りアルコールで除菌する、というのが一般的です。

家庭でのカビ対策は応急処置といった捉え方の方がいいかもしれません。
カビは布団の見えているところだけに存在しているのではなく、布団の内部から発生している可能性が高いのです。

黒カビが内部へ根っこを張って棲み着いている場合は、ただ洗剤で洗っただけではなかなか落ちないことが多いとされます。

黒カビの色も消して徹底的に除去したいという方は、やはりカビクリーニングをしている業者に出したほうがいいでしょう。
布団クリーニングに出すことで、シミ抜きや内側のカビまで洗ってくれるうえ、ダニ対策や防臭効果も期待できますよ。
カビが生えた布団を使うことでおこる健康被害とは?

もちろんカビは気持ち悪いし、早く除去したいんやけど、やっぱりクリーニングってお金がかかるし面倒だから・・・

布団に生えたカビを放置したままということは、その間、カビを吸い込み続けるということになります。

特に、高齢者や小さな子供の場合は免疫力が低くいため、気管支炎や肺炎を引き起こすこともあり、布団のカビにはとくに気を付けなければなりません。
布団のカビをそのままにしておくと、健康被害にまで及んでしまう可能性があるのです。


なのでそうならないためにも、定期的に布団をお手入れしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、家庭で出来る簡単な布団のカビの取り方とは?ということで、 重曹とエタノールを使ったカビ消毒の方法を紹介してきました。


しっかりカビを除去するのであれば、カビ取りを行っている業者に頼んだほうがいいでしょう。

布団のカビが気になっているという方は、先送りせず、早いうちに対応しておきましょうね!
この記事が、あなたの不安や疑問を解消し、少しでもお役に立てたなら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こんにちは、こうたろうです!
突然ですが、みなさんはこんな経験はありませんか?